【新人におすすめ】精神科看護師の体験談。楽しいエピソード、仕事内容、転職事情、給料、メリット・デメリットまとめ

精神科看護師の働き方に興味はありますか？

「楽しく・ゆったり働ける？」「新人看護師に精神科は向いてない？」「どんな働き方をしているの？」「精神科からの転職は大変なのでは？」

新人看護師や精神科未経験の看護師には、わからないことがたくさんありますよね！

もし、精神科看護師を経験した人が、身近にいなかったらぜひ最後まで読んでみてください。

精神科経験者が実際に体験した爆笑ネタや働き方、転職事情を楽しみながら理解できる記事を書きました！

『精神科だけの単科の病院』で働く看護師のインタビュー記事！！

を分かりやすく解説！！

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精神科看護師の面白エピソード

精神科病院で実際に起こった 面白体験談をイラストで紹介します。

精神科看護師エピソード①【恋人はリンカーン】

入院したばかりの患者さんが、なかなか寝れないようでした。

朝の4時に病室から、大声が！

私は大声が聞こえた部屋に、向かいます。

入室の瞬間

患者さんが驚きの行動に……。

その患者さんは、特殊な思い込みがありまして、

リンカーンは自分の恋人だと思っていました。

リンカーンの名前を大絶叫！！

ベッドで飛び跳ね始めました。

入室直後の不意打ちで、さすがに度肝を抜かれました……。

さすがに周りの患者さんに迷惑なので、

当直の医師を叩き起こして、隔離室（個室）へ

と言いながら誘導ですよね…（笑）

精神科看護師エピソード②【ナイトブラ事件】

巡視をしていたら……患者さんが大の字で寝てました。

まずは生存確認！

ライトを胸に当てると、妙な ふくらみが……。

患者さんのシャツの下に、ブラジャーがくっきり！

実はその日、他の患者さんから「下着がない」と報告がありました。

彼が下着ドロボーの犯人です。

驚いた私は男性スタッフに声を掛けるため、患者さんから離れました。

離れた時間は一瞬ですが、戻ると患者さんは いなくなっていました。

どうやら証拠隠滅のため、ブラジャーを隠しに逃げたようです。

翌日、ブラジャーは無事に発見されました。

患者さんの隠し場所が分かってくるのは、精神科看護師の『あるある』です。（笑）

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精神科看護師の紹介

【爆笑の精神科病院の体験談】教えてくれた看護師の紹介！

精神科経験者の「筆者（ナースマン）」と「よわよわ さん」の対談！

精神科看護師のメリット

精神科病院で働く看護師のメリットまとめ！

①定時に帰りやすい

精神科だけの病院は定時に帰りやすい傾向があります。

時計を見ながら、分刻み・秒刻みで走り回ることは少ないです。

終業前にも時間に余裕があって、

他の看護師と雑談したり、ガーゼをたたむ内職をすることも。

定時で帰れるため、お子さんがいる『ママナース』も、ゆったりと働ける。

独身の看護師でも、プライベートとの両立がしやすい。

②人間関係がギスギスしにくい

時間と気持ちにゆとりがあると、看護師は もっと優しい。

精神科病院の看護師は、精神疾患の患者さんを相手にする前提で働いています。

コミュニケーションが「苦手」「嫌い」という方は少ない。

気持ちが広い人が多いため、人間関係がギスギスしにくい！

看護師以外の職員も優しい人が多い印象です。

③患者さんとの関りが充実 ＆ 爆笑

イラストで紹介した精神科看護師の体験談のように、

ユーモアがある経験が多いのは、精神科病院の魅力

④コミュニケーションが上手になる

精神科看護師のコミュニケーションが上手になる理由の まとめ

他の忙しい病院では忙しくて、患者さんとの会話時間が十分に取れない事が多いです。

情報を取るだけの作業のような看護師と患者の会話は、「看護師あるある」ですよね。

ですが、精神科看護師は時間と気持ちに余裕を持って、『コミュニケーション』がとれる！

患者さんとの関りに「これで良いのか？」と思う方には経験してもらいたい働き方です。

そして、臨床心理士がいる病院では、発達過程や心理面から看護を考えることができます。

精神科病院では「経験」「ユーモア」「知識」が、身につく！

⑤病棟異動があっても、同じ精神科

病院勤務では、病棟異動が必ず行われます。

総合病院などでは全く未経験の科に転属となり、ストレスを感じることも多いです。

精神科病院でも、病棟異動・配置転換はありますが、

移った先も同じ精神科。

新たに疾患の勉強や、薬剤の勉強をするストレスは少ない！

精神科看護師には魅力がたくさん！

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メリットが多い精神科は、新人看護師にもオススメの働き方です。

下のリンク記事に、理由をまとめました。

≫新人看護師に精神科は おすすめできる？

精神科看護師のデメリット

精神科病院で働く看護師のデメリットまとめ！

女性看護師は危険になりやすい

女性看護師にとっての危険をまとめました。

男性患者（特に若い男性）の腕力は強く、女性看護師が1人で対処するには危険！

男性患者さんの中には、女性看護師に対して「性的な興味」を持つことも。

対処方法としては、

身体的にも心理的にも、人間関係の距離感をつかめない方もいます。

看護師が気をつける事で、安全に働くことは可能です。

患者層の変化で負担が増えている

高齢化・ADLの低下で、介護度は上がっている。

病院によっては寝たきりの患者が多く、食事介助やオムツ交換など、全介助が必要で、

筆者は転職前に想像していた患者層とは違いました。

自宅にも施設にも退院先がなく、

精神科病院で終末期医療を受ける患者も多くいます。

時間的な余裕がある精神科病院ですが、「お風呂の日」は忙しい！

筆者が勤めていた病院では、全介助用のお風呂場が1つでした。

病棟ごとに使用日が決まっているため、週に数回「お風呂の日」があります。

もちろん、病院によりますが「お風呂の日」が肉体的に1番ハード。

他の精神科病院の看護師からも、多く聞く意見です。

体力に自信がなくても、対策はできます！

職場の雰囲気を知るには、職場見学が1番！

自分で申し込むのは勇気がいるので、アドバイザーに日程の調整を依頼しましょう。

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デメリットがあるから、男性看護師が有利

精神科で男性看護師は重宝されます。

女性看護師にとって、身体的な負担や危険があるからです。

このように思っていた時期はあります。

しかし、精神科で働く女性看護師にとって、男性看護師は頼れる存在。

「必要とされている」と感じて働きたい、男性看護師にはオススメの働き方です！

精神科看護師のストレス・離職率

看護師全体の離職率は11.5％で、精神病院は10.0％ と言われています。

精神科病院の方がやや低い結果ですが、ほぼ同水準。

精神科病院 特有の看護や人間関係が「合わなかった」と感じることもあります。

精神科病院看護師が感じるストレス

感じるストレスは人それぞれですが、ひとつの例として

精神科病院の看護師で最高と思った事

「職場による」という前提ですが、プライベートが最高に充実していました！

休みの希望をすごく受け入れてくれる職場＆上司だったため、

スケジュールを立てやすく、プライベートを満喫！

「お風呂の日」以外では体力的にも余裕があります。

仕事の後にバスケットの試合や大会に、直行していました（笑）

新人看護師でも精神科で働いて大丈夫？ 転職では不利？

新人看護師さんの中には『精神科に興味はあるけど、その後の成長や転職が不利にならないか心配！』と考えている人が多いです。

この記事を公開してからもメッセージをもらったり、SNSでもよくこの疑問を見かけます。

結論：精神科は新人看護師にもオススメしたい職場です！

気になる新人看護師さんや未経験者に読んでもらいたくて、記事にまとめました！
≫新人看護師に精神科は おすすめできる？　新卒～2年目の就職先を経験者が考える。

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看護師の仕事（精神科病院）

精神科病院の仕事を3つの分野で比較します。

精神科看護師にも共通する仕事

精神科病院の看護師の仕事は療養病棟に近いかもしれません。

大まかに例をあげると、

などがあります。

精神科病院の特色がある看護

精神科病院の特色がある看護は

総合病院の精神科との違い

「精神科だけの病院で働く看護師」と「総合病院の仕事」の違いとは？

総合病院では院内で受診や往診ができますが、

精神科しかない病院では精神疾患以外は、院外の医療機関への受診が必要になります。

ECT（精神科電気けいれん療法）は筋弛緩薬や人工呼吸器の管理が必要になります。

精神科だけを診療する病院では、設備がなかったり、麻酔科医の不在から、

ECTを行っていない病院もあります。

精神科看護師の給料

精神科病院に勤務する看護師の給料をまとめました。

経験年数	給料（手当込）
初任給	専門学校3年卒：約26万円 大学卒：約27万円
1年目～ 4年目	約29万円
5年目～ 9年目	約32万円
10年目～ 14年目	約33万円
15年以上	約37万円

上記の給料は2012年のデータを参考にしたものです。

現在は看護師全体の給料が上昇傾向。

具体的なイメージを持つために、筆者の給料をモデルケースにします。

筆者が精神科病院で働いていた時の年収は、

総支給額は408万円

全国の看護師の給料平均が508.2万円のため、精神科病院の給料は低いと言えます。

参考：令和5年賃金構造基本統計調査｜厚生労働省

精神科看護師の退職金

精神科病院に限らず、退職金は職場によって「金額」「支給条件」が変わります。

筆者とよわよわさんの経験は以下の通り。

向いている人の特徴

精神科病院の看護師に向いている人の特徴をまとめました！

向いていない人の特徴

精神科病院の看護師に向かない人の特徴をまとめました！

誰かにとってのメリットは、誰かにとってのデメリットになります。

精神科看護師になるには

精神科看護師になるための「オススメの方法」を紹介！

同じ精神科病院でも、特徴は様々です。

できるだけ「良い条件」で、職場の特徴を「理解して」働きたい！

下記の公式ページでは看護師の転職に「アドバイザーをつけて」対応してくれる。

幅広いサポートを受けることができ、登録・利用料は無料！

看護師の特権を活かして、理想の職場を探しましょう！

まとめ

精神科病院の看護師の働き方はいかがでしたか？

筆者はすでに精神科病院を退職していますが、

高い給料を第1にした働き方が辛くなったら「また戻ろうかな？」

と思っています。

同じ看護師でも知らない働き方はたくさんあります。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました！